2015年4月塗替え工事実施
埼玉県 狭山市 築30年 K様宅
塗替え工事内容
塗替え工事内容
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外 壁
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外 壁 材|モルタル
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塗装回数|6回
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仕上げ塗料|DANシリコンセラ(シリコン系)
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屋 根
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屋 根 材|スレート屋根
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塗装回数|3回
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仕上げ塗料|シャネツロック(屋根用遮熱塗料)
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その他箇所
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雨樋|霧除け|雨戸|物干し|等
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修理箇所内容
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外壁クラック補修|屋根棟部分の修理|雪止め金具取り付け|網戸張替え(1枚)|庭木伐採(全高8m)
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塗替え工事概要
埼玉県 狭山市の住宅で、近隣の塗替えを行っている際に屋根の棟部分の修理を依頼されました。
外壁は約13年前に石材調セラミックで塗替えを行い、触ると外壁の骨材(砂状の塗装材)が落ちてくる状態です。
塗装の保護効果が著しく低下していて、外壁にクラック(亀裂)も発生しています。
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塗 替 え 工 事 前
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塗 替 え 工 事 後
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クラック防止や耐久性を持たせるために、「弾性厚膜6回塗り塗装」を行います。
屋根へは太陽熱を反射する効果のある「遮 熱 塗 装」を実施します。
その他雨樋や霧除け等の塗装や雪止めの取り付け、庭の大木(全高8m)の伐採も行っています。
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クラック(亀裂)が発生している外壁の補修
シーリングでクラック補修
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架設足場を設置後に、高圧洗浄を行って外壁の汚れを洗い流します。
外壁は以前の塗装で行っている石材調塗装が劣化している状態です。
塗装材に含まれていた骨材が触ると落ちてしまいます。
外壁自体にもクラック(亀裂)が発生しているため補修を行います。
シーリング材でクラック箇所を塞いで補修します。
クラック箇所から雨水浸入による雨漏りで住宅を痛める事にも繋がります。
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外壁への塗装|塗装回数:弾性厚膜6回塗り
外壁へはクラック防止や劣化している外壁材を保護するため、弾性厚膜の塗装回数6回で行います。
下塗りで「ワイドシーラーEPO」を1回|下地へ上塗り塗料をより定着させるための下地材です。
中塗りで「水性ソフトサーフSG」を1回|外壁の凹凸を整えて下地の色透けを抑えて仕上がりを良くする下地材です。
上塗りで「DANシリコンセラ」を1回|耐久性のあるシリコン系塗料で、クラックにも強い塗料です。
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劣化している屋根の補修
屋根へも高圧洗浄機で洗浄を行い汚れや藻などを洗い流します。
向かい合う屋根同士の接続部である、屋根頭頂部の棟部分が劣化して傷んでいます。
保護するカバーを取り外すと、内部の貫板が劣化して腐食を起こしている状態です。
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腐 食 し て い る 貫 板
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新 し い 貫 板 へ の 交 換
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棟包み釘部へのシーリング
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接続部を保護する箇所なので雨漏りにも繋がるため、新しい材料を使用して貫板を交換します。
貫板交換後に保護カバーである棟包みを、釘にて固定して取り付けます。
固定に使用した釘部分から雨水浸入防止で、シーリング処理を行います。
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屋根への遮熱塗装
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縁 切 り の 実 施
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今回のスレート屋根の場合には塗装後に「縁 切 り」を行います。
屋根材同士には隙間が開いていて、そこへ塗料が流れ込んで塞いで接着してしまいます。
雨水を隙間に溜まっている塗料が、毛細管現象により屋根内部へと吸い上げてしまいます。
雨漏りの原因に繋がるため、塗装後は皮スキなどで隙間を開けて塗料の接着を剥がします。
「遮熱塗装」は太陽光の主に熱源となる近赤外線を効率よく反射して、室内温度上昇を抑制する効果が期待できます。
屋根表面を約10℃、室内温度を約2℃抑えて、夏場の冷房による電力使用を抑制するエコな塗装です。
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その他の住宅外部設備への塗装|雨樋・雨戸等
屋根へは降雪により屋根に積もった雪の落下を防止する「雪止め金具」を取り付けます。
落雪で地上のカーポートなどを破損させたり、通行人への被害を防止するために設置します。
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雪止め金具の取り付け
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