2015年1月塗替え工事実施
埼玉県 川越市 築20年 I様宅
塗替え工事内容
塗替え工事内容
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外 壁
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外 壁 材|サイディング
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塗装回数|4回
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仕上げ塗料|ファインSI(シリコン系塗料)
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屋 根
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屋 根 材|スレート屋根
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塗装回数|3回
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仕上げ塗料|ファインシリコンベスト(シリコン系塗料)
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その他箇所
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雨 樋|戸 袋|雨 戸|霧 除 け|破 風 板|軒 天|等
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修理箇所内容
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サイディングの補修|屋根部棟包み補修・貫板交換
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塗替え工事概要
屋根への雪止め取付けをご依頼された際に、屋根頭頂部の棟包みと貫板の腐食と劣化が見られました。
屋根補修と塗装を引き受け、同時に外壁塗装も行わさせて頂く事になりました。
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塗替え工事前
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塗替え工事後
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外壁はサイディングとシーリングの劣化を補修を行って塗装を施します。
屋根は貫板交換と棟包み補修を行って塗装を施します。
その他、雨樋、戸袋、霧除け、破風板、軒天等へも塗装を行います。
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サイディング外壁の補修/シーリング再処理
外壁にはサイディングが使用されていて、塗り替え時期の経過で劣化を起こしています。
塗装の保護効果が著しく低下したサイディングは、雨水を吸収し始めます。
サイディングボード自体は水分を吸収し易い外壁材だからです。
水分を吸収して膨張を起こしたサイディングは、変形して歪んでしまいます。
変形した事で下地との間に隙間ができ、そこへ雨水が浸入して雨漏りを起こす原因に繋がります。
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下地へのサイディング再固定
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下地へのサイディング再固定
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シーリング再処理
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固定場所に応じて釘やスクリューボルトを使用して、下地へ打ち付け固定し直します。
固定後にサイディング同士の継ぎ目に施された、シーリングも劣化を起こしているので補修します。
劣化したシーリングを除去し、マスキングを施した後にシーリングを注入します。
硬化後にマスキングを外して、外壁の補修が完了です。
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サイディング外壁への塗装/塗装回数:4回
外壁補修前には架設足場と防護ネットを設置し、高圧洗浄機で汚れを洗い流しています。
下塗りで「エポMシーラー」を1回|下地へ上塗り塗料の定着をより良くする効果のある下地材です。
中塗りで「パーフェクトシーラー」を1回|高意匠(デザイン性の高い)サイディングへも高い密着性を発揮する下地材です。
上塗りで「ファインSI」を2回|耐久性のあるシリコン系塗料で、防カビ 防藻性能も高いです。
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屋根頭頂部の棟包み補修と貫板交換
屋根へも高圧洗浄後に、補修から行います。
屋根頭頂部の金属カバー「棟包み」を外すと、内部から腐食により劣化した貫板が現れます
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棟包み内の貫板劣化状態 |
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新たな貫板へ交換
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向かい合う屋根同士を繋ぐ部分なので、傷んだ状態だと雨漏りに繋がります。
傷んだ貫板を取り外して、新しい材料を取付けて固定します。
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棟 包 み の 固 定
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釘固定部へのシーリング
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棟包みを元の様に取付けて、釘で固定します。
固定後に釘の隙間から雨水が浸入して、雨漏りを起こさせないためにシーリング材で覆います。
これで屋根の補修は完了です。
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屋根への塗装/塗装回数3回
屋根の補修後に塗装を行います。
下塗りで「1液ベストシーラー」を1回|屋根と上塗り塗料の定着をより良くする、屋根に適した下地材です。
上塗りで「ファインシリコンベスト」を2回|シリコン系の屋根塗替え用塗料で、紫外線への高い耐久性を持ちます。
屋根材、棟包み共に塗装を施しています。
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塗 装 後 の 屋 根
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スレート屋根への縁切り
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今回の様な「薄型瓦敷きスレート屋根」には、塗装後に「縁 切 り」を実施します。
薄い板状の屋根材を重ねた構造で、その屋根材同士の隙間に塗料が流れ込み塞ぎます。
塞いだ塗料を毛細管現象により、雨水を屋根内部へと吸い上げてしまい雨漏りの原因になります。
皮スキを使用して屋根材同士の密着を外します。
非常に重要な工程です。
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その他住宅外部設備への塗装
その他、雨樋、戸袋、雨戸、霧除け等へも塗装を行います。
霧除けの様に金属箇所へは腐食防止で、下塗りに錆止め塗装を行います。
その他箇所の塗装や金属部の上塗りには、「ファインウレタンU100」を使用しました。
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